2010年4月30日

花は見たことがなかった


この花は、何の花?

野菜売り場で売っている。
鍋ものに使う。
答えは、

春菊。
こんな花が咲くのね。
今までどんな花が咲くのか、
想像したこともなかった。

2010年4月25日

季節の味

子どもの通うピアノの先生の
お宅のミジムムの木に実がたわわになっていて、
持っていっていいといいうので、
たくさんいただいた。
甘酸っぱい季節の味。
ミジムムはヤマモモの方言名。

生で食べるには、甘味がちょっと足りないので、
お酒につけて果実酒にしようかと思う。

追記
この実は、イシムムだ、といわれました。
ミジムムは、もう少し大きくて果肉が厚いそうです。
ヤマモモの品種違いのようです。

2010年4月22日

第1期工房工事

とりあえず、塗装は終了。
後は、第2期工事で。
残りの作業は、屋根裏と、照明。

2010年4月21日

第1期工房工事

暑いですね。もうTシャツでO.Kです。

今朝、非常勤講師先へ大事な急ぎの書類をメール。
のんびりしていたら締め切り間際。
事務の方よろしくお願いします。

さて工房工事。
そろそろ飽きてきた。
制作をしたい。
壁を塗装中。


かなり荒れた表面のためなかなかきれいに塗れない。

2010年4月20日

第1期工房工事

壁を塗装しようと思い、下地作り。
埃を取り払い、シーラーをローラー刷毛で塗る。

2010年4月19日

シーミーとお買い物

シーミー(晴明祭)でお墓参り。
昨日は、母方のお墓。
母の弟妹は、みんな割と近所にすんでいるし、
数も多い。
昔は子だくさん。
叔父叔母の数が多いから、必然的にいとこの数も多い。
はっきり言って名前当てクイズが出たら当てる自信がない。
いとこの子供もそれぞれいるから、かなり大人数。
子供はじっとしていないから、あちこちでおこられている。
よそ様のお墓も遊び場になってしまう。

娘は、任天堂DSが欲しくて、お小遣いを貯めていた。
どうやら、買えそうなくらいたまったらしくて、
朝から買いに行こうと言っている。
奥さんもなにやら買いたいのがあるらしく、
墓参りの前に電気屋さんや、ゲーム機屋を回る。
DSは、まだお金が足りなかった・・・残念
しかたがないので、足りない分を出資してあげることになった。
もちろん条件付き。
ゲームをする時間やお手伝い、家族や人が集まって入るときは禁止などなど。
いろいろ調べたら、ネットで買ったほうが安いので、
ぽちっと発注しました。
さて、奥様の買い物は、家電数点。
スチーム式オーブンレンジや食器乾燥機などなど。
楽しそうにうかれています。

オーブンは私も前から欲しかったからちょっと楽しみ。

2010年4月18日

第1期工房工事

物つくりのみなさんの工房作りはどうしているのでしょうか。
ちょっと気になります。

あちこち欠けていたり、穴があったりしているので、
モルタルを練って左官屋のまね事。

バンシルー(グァバ)の実が大きくなってきました。


ヒツサキツユクサをよく目にするようになりました。

2010年4月17日

第1期工房工事


いらない桟とか全部取り払い、かなりすっきりした。
すっきりしたおがげで
シロアリによる傷みが予想以上にひどいことがわかった。
かなり気分的にへこみぎみだけど、
とりあえず、作業は進めている。

梁から、屋根から葺き直したい気分。
言い出したらキリがないが、・・・
基礎まわりも・・・

2010年4月16日

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって18

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって18

先輩でもあり、鍛金のスジミチやRAVEPORTEで一緒に活動していた関井一夫さんの学術論文を本人の許可のもとに連続掲載します。

出 典:多摩美術大学研究紀要第20号 2005年掲載


3-5.打ち延べに適した材料

板状の薄い金属を作る、または、更に複雑な形状に加工しようとした時に、鋳銅品のように凝固させた銅ではなく、打ち延べに適した銅材の必要が生まれた。

鋳造物では、合金が熔融から凝固に至る過程で発生するガスを抜く為に、砂を固めた型を用いる。ガスは細い砂の間から型外に放出されるが、金属内部に引け巣という空洞や組織内の細い孔が存在する。つまり内部は荒い組織になっている。この大小の空洞は、一般的に焼鈍を繰り返し打ち延べても、なくなるものではない。金属をくりかえし打ち、厚さが薄くなるにつれ、焼鈍時に孔内部の空気の熱膨張により膨らみ、その存在が成形上厄介な問題点となる。

打ち延べに適した金属は、内部の巣の発生が抑えられたものであるとも言える。打ち物に適した金属塊であるか否かの境目は、その金属の凝固の過程にある。

熔融金属は冷却する事で凝固するが、その為には、熔融金属内の熱を吸収する冷却媒が必要である。前述の鋳物の場合では、この冷却媒は型の原料である砂である。地面の上に熔湯を流した場合は、地面と大気が冷却媒である.湯床吹きでは、この冷却媒を水(湯)としたのである。

通常凝固の過程では、まず冷却媒に触れる熔融金属の表面部が凝固し、その後に金属内部が凝固する。液体状に熔融した金属が固体状に凝固する時に、凝固収縮という体積収縮が起きる。これは鋳造物で「引け」と呼ばれるもので、その結果鋳造物は原型より一回り小さくなり、また金属内部に引け巣という孔が生じる。表面が先に凝固するという事は、先に外枠が決定された後に内部が凝固し、体積収縮を起こすので、結果として内部に巣が発生するのである。すなわち、打ち延べに適した状態に凝固させる為には、表面と内部の凝固速度を近づける必要がある。


続く

2010年4月14日

第1期工房工事

置いてある荷物や道具類を片づけて
天井に張ってある金網をサンダーで切り飛ばして
外す。

かなり圧迫感がなくなる。
しかし、梁はかなりシロアリにやられている。
ちょっと誤算。

本格的な改修は割にあわないかもしれない。
さてどうするか。


金網を切るために買ってきた切断砥石はBoschのスーパー1
近所のホームセンター、メイクマンで1枚180円しないくらい。
減りが少なくていい。
よく切れるかはまだ不明。

ドラゴンフルーツ

ようやく一通りの年度末が終る。
いや、まだ終っていない。
工房整備が残っていた。
彫金仕事も残っていた。

まずは、工房整備を急ぐことにする。

もともと、養鶏のニワトリのヒナの
孵卵所として使われていた建物。
屋根はもう珍しくなったセメント瓦。

この屋根にドラゴンフルーツが根付いてしまっていて
これは、そのうち屋根を痛めて大変だから
取ったほうがいいということで、屋根にのぼって
ひっぱがした。
瓦のつなぎ目にかなり根を張っていたが、

なんとか取り払う事ができた。
サボテンの仲間なので、トゲがあって
刺さるととても痛い。
皮手袋での作業だ。
 
クチナシの花の盛りもそろそろ終わり。

2010年4月12日

facebook

先輩の彫金作家のワタナベさんからfacebookのお誘いがあって、
登録したのはいいけれど、
使い方というか、楽しみ方がいまいちわからない。

ワタナベさんは今多分ドイツに入るはずで、
なかなか連絡がとれない。

元気にしてますか?
連絡ください。

シーミー

沖縄はシーミー(晴明祭)の季節です。
シーミーは半月ほどあって、
そのなかで良い日取り(たいてい日曜日)に
  一家そろって、
各家のお墓にいって線香とご馳走を供え、
そのあと、そこで会食します。
お墓でピクニック!という感じです。
うちは昨日でした。
天気もよく(ちょっと暑かった)
気分転換になってよかった。

ヒメユズリハ

2010年4月10日

フォークの日

昨日は4月9日、フォークの日。
津嘉山酒屋保存の会主催のイベントです。


会場は昨年国の重要文化財に指定されたばっかりの
津嘉山酒造所。


勤務日だったのですが、
2時間ほど中抜けして参加しました。


ついたときは開演直前でしたが、
すでに会場は人であふれかえっていました。



こういう場所でのライブイベントはとてもいい。



音楽が好きな人達が集まって、建物が好きな人達が集まっていい雰囲気。

こういうイベントがもっと増えるといい。

2010年4月7日

まだまだ

まだまだ不調です。

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって17

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって17

先輩でもあり、鍛金のスジミチやRAVEPORTEで一緒に活動していた関井一夫さんの学術論文を本人の許可のもとに連続掲載しま す。

出典:多摩美術大学研究紀要第20号 2005年掲載


3-4.忘れられた技術

 湯床吹きは、その工程は伝承されていても、何故そのような方法をとるべきかという原理は伝承されてはいない。科学という概念すらない時代に、徒弟制度の中で伝えられた技術であるから、「何故」という疑問を持ったとしても知る由もなかったのである。また、銅材料製品として見るなら、金属自体の質には殆ど影響しない最終工程の技術である。科学的根拠も明確で、生産力に勝る西洋精練術が支配する中、発祥や伝承経路も定かではないこの技術は、おのずと研究対象にもならなかったのであろうか.

あえて製品としての特徴を挙げるなら、珍重されたという独特の赤色を持つ表面の亜酸化銅の色彩であろう。しかし、生産性を第一に置く近代精銅業界では、そのような好事家の対象になるような点は問題にもならず、いつしか歴史の中に埋もれていったのであろう。

ここで湯床吹き工程を紹介する。材料は現在市販されている高純度の電気銅片としている。湯床吹きは、以下のような工程で行う。

1 炉を造る。今回の炉は最も簡易的な七輪を用いて、補強と炉 の大きさを得る為に、耐火レンガを補助的に使用する(図11)。


2 鞴に代わり、コンデンサー付き電動ブロワーを使用し、風力を調整する。

3 燃料は、着火の為の炭と主燃料のコークスを用いる(図12)。



4 坩堝は、黒鉛坩堝を使用。脱酸材として、糠を菜種油で練ったものを坩堝内に貼り付ける。銅片は、半端になって処分するものを細かく切り溶融しやすくする。湯床は、銅板を円筒形に加工し、その内側に帆布を張る(図13)。


5 湯床は、金盥(たらい)にお湯を張った中に沈める。床から湯面までは 3寸(約9cm)。水温は45°C程度(図14)。

6 銅が熔解したら炉から出し、様子を見て一気に床に流し込む (図15)。


7 お湯をゆっくり攬絆し、凝固を待つ。

8 銅の吹き上がりを待ち、床ごと取り出す(図16)。





続く

2010年4月6日

フォークの日

体調不良はまだ治りません。
昨日は通常勤務時間以外は寝てました。



第3回フォークの日 in  津嘉山酒造所 が開催されます。

2010年4月9日 午後6時半より開演です。
記念ボトルも49本限定!!
入場料1000円です。一部は津嘉山酒屋保存の為に使われます。
イベント出演は
いさみ・オカリナ同好会・高井愛・やんばるHeatオーケストラ&よしみ
もしかして大物ゲスト出演もあるかもよ。
お問い合わせは保存の会津嘉山酒造所へ。



先月末に頼まれて合間に大急ぎで作ってしまったポスター。
たしか前回も大急ぎだったような。
小学生っぽい画風に楽しそうな雰囲気が出たかな。
市内各所に貼られていると思います。
ハガキ大のフライヤーと記念ボトルラベルの3種類作りました。
それはまた次の機会に

2010年4月5日

たいちょう

鼻水がと、止まりません。
鼻の奥が痛いです。
鼻かみすぎて耳痛いです。

2010年4月2日

急な依頼。

新年度ですが、いまだ年度末が終らず、です。

職場の状況も新年度でいくらか変化しています。
それがいい方向に転ぶかどうかまだわかりませんが。

取り壊しのあった市場がついに更地になった。

急な依頼で、ポスター作り。
4月9日に行われるフォークの日イベントのポスター類。
昨年も作ったのだけど、今年は手作りお絵書き風をめざした。
 制作時間もほとんどとれないので、さっと下絵を手描きして、Photoshopで色入れしておわり。
昨日今日でデータを渡してきた。

2010年4月1日

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって16

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって16

先輩でもあり、鍛金のスジミチやRAVEPORTEで一緒に活動していた関井一夫さんの学術論文を本人の許可のもとに連続掲載しま す。

出典:多摩美術大学研究紀要第20号 2005年掲載

3-3.湯床吹きは何故生き残ったのか

「湯床吹き」は、東京美術学校の時代から東京藝術大学鍛金研究室の一部で伝承されていた。論者は、三井安蘇夫氏から伊藤廣利氏(14)に直伝されたものを、伊藤氏に教授願った。また三井氏は、同学大学院鍛金専攻学生を対象とした「工芸制作法」という講義の中で、その技術を紹介していた。

東京美術学校で「湯床吹き」が伝承された主な目的は、色金製造にあったと言える。色金とは、異なる金属を合わせ熔融して作り出す、純金属とは異なる色を持つ合金属である。代表的な色金には、銅に約25%の銀を混合した「四分一(しぶいち)」、銅に約4%の金を混合した「赤銅(しゃくどう)」等がある。色金は、金属工芸における色彩表現の幅を広げるものであった。

西欧の精練技術が導入され、工業製品として伸銅材等が製造販売され始めた明治期に、あえて旧物である「湯床吹き」を同校で保存伝承したのは、この色金製造技術の継承を目的としたものに他ならない。美術学校の使命の中に、日本の伝統技術の保存があったとしても、技術そのものが、工学的な学問の対象とする理由で残されたとは考えにくい。また工芸品が手工業品として有効な輸出品としての役割を失うと共に、工業の仲間に入れなかった特殊な色金を製造する「湯床吹き」技術には、科学のメスが入らぬままに、ほぼ古の原型を留めたままの手法で伝承されたと考えられる。

東京美術学校では、あくまでも美術工芸品の制作を前提とし、伸銅工業品とならなかった色金を作る為に、「湯床吹き」が保存伝承されたのである.

註:(14)昭和38年(1963)東京美術学校工芸科鍛金部卒業,東京畿術大学教授,平成 11年(1999)没.


続く

追記
下記エントリーで註釈が抜けていました。大変失礼しました。

金工の埋蔵物 「湯床吹き」と「鍛金」をめぐって11
2.素材と技術から変わる造形
2ー1.絞りの市民権
http://yaslog-okinwa.blogspot.com/2010/02/11.html